フロムの愛の根元にあるのはきっとこんな感じ。
小さな物語、ある場面を語るみたい感じに書いてみた。
8歳くらい、まだ打ち解けていない子供が二人居る。帰り道を歩いている。
夕暮れ時で、周りには他に人は居らず、どことなく不気味な空気が漂っている。
この風景にどちらも実は怖がっているのだけど、どちらもそれを顔に出しておらず、お互いともお互いをどう思っているのか、怖くなんてないのか、自分と同じように怖がっているのか、知らない。二人で居るのに、怖いのは自分だけかもしれないと思って、この状況を、頼りなく、不安げに思っている。
突然、不気味な鳥の鳴き声がして、二人ともおののいてしまった。その過剰な驚き方を見て、お互いに気付いた。
「相手も自分と同じように怖がっていて、表に出していないだけなんだな」と。
怖がっているのは自分だけじゃなくて、相手もだった。それを知った途端、不思議と心が落ち着く場所があった。
相手の中に触れる感覚。
フロムの愛の四要素、すなわち、
・知(knowledge)
・尊重(respect)
・気配り(care)
・応答(responsibility)
この「知」は、第一義的に、このように理解される…べきじゃないかなぁ。
あー物書きしてぇ。うまく書けるかとかじゃなくて、書くのが楽しい。
ねこち - 2009/01/15 (木) 09:36 Edit
むしろ8歳に反応しt
吊ってくる
相手の中に触れる感覚、かぁ…
responsibilityはよく分からないけど、これはなんとなくナルホドと思える。